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Eagles – Hotel California(1976)

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2019/02/16 (土) Eagles – Hotel California(1976)

前書き

Eaglesの代名詞ともいえるこの曲「Hotel California」。
同バンドの最大のヒット曲でもあります。

歌詞を改めて読むと不思議な世界観ですね。
異世界(と思しき場所)に迷い込むさまは不思議の国のアリスかのようです。
短編小説を読んだような気分になります。

架空のホテル「ホテル・カリフォルニア」を舞台にしたストーリー仕立ての歌詞が特徴ですが、
その独創的な内容で多くの考察や解釈を生み出しています。

特に面白い解釈としてのが歌の主人公がホテルのボーイ長に対して注文した場面にて

自分の(好みの銘柄の)ワインがなく、
「We haven’t had that spirit here since nineteen sixty nine…」
(そのような酒は1969年以来こちらにはご用意しておりません、)と返された一節。

これはspirit (スピリット)という言葉を「(蒸留)酒」と「魂」とを掛けており、
当時のロック界を揶揄したものであると解釈されることが多いようです。
これは1969年以降ウッドストック・フェスティバルなどのような大衆向けの大規模コンサート
が行われるようになり、ロックが「表現」の手段から「金儲け」の手段になり下がったという
ことを揶揄しています。

しかし当のメンバーはspiritは「酒」とは関係ないとこの説には否定的です。

尚、この曲が収録された同名のアルバムも大ヒットしたは、
このジャケットに使用された建物は「ホテル・カリフォルニア」ではなく、ロサンゼルスにある
高級ホテル「ビバリーヒルズ・ホテル(英語版)」(愛称:ピンク・パレス)です。

理解しようとすればするほど奥深く様々な解釈を生む、まさに70年代ロックの傑作です。

歌詞と和訳

On a dark desert highway
砂漠の中の高速道路の暗がりの中

cool wind in my hair
心地よい風が髪をなびかせる

Warm smell of colitas
コリタス(※砂漠の植物)の香りが

rising up through the air
生ぬるい空気ににおい立つ

Up ahead in the distance
少し離れた向こうの方に

I saw a shimmering light
輝く光が見えた

My head grew heavy and my sight grew dim
私の頭は重くなり、視界がぼやけてきたので

I had to stop for the night
そこに宿泊することにした

There she stood in the doorway
ドアの傍には女性が立っており

I heard the mission bell
教会の鐘の音が聞こえてきた

And I was thinking to myself
ふとこんなことが頭をよぎった

"This could be Heaven or this could be Hell"
「ここは天国か、それとも地獄なのか」

Then she lit up a candle and she showed me the way
彼女がキャンドルを灯し、道を教えてくれたその時

There were voices down the corridor
廊下の向こうから

I thought I heard them say
こんな声が聞こえてきたんだ

Welcome to the Hotel California
「ホテル・カリフォルニアへようこそ」

Such a lovely place (Such a lovely place)
「とても素敵な場所です」

Such a lovely face
「素敵な人々がたくさんいますよ」

Plenty of room at the Hotel California
ここには十分な部屋がありますので、

Any time of year (Any time of year)
いつでも

You can find it here
あなたのお越しをお待ちしております

Her mind is Tiffany-twisted, she got the Mercedes bends
彼女はベンツにのった少し変わった人だった

She got a lot of pretty, pretty boys she calls friends
彼女は関係を持つ多くの男性のことを「友達」だと言う

How they dance in the courtyard, sweet summer sweat
ホテルの客たちが汗を流しながら中庭で踊っている様は

Some dance to remember, some dance to forget
ある者は心に刻むように、
またある者は忘れようとしているように見えた

So I called up the Captain
ホテルの管理人を呼び

"Please bring me my wine."
「ワインをくれないか」と頼んだら

He said, "We haven't had that spirit here since nineteen sixty nine."
彼は「我々はそのような酒は取り扱っておりません、1969年から。。」と言った

And still those voices are calling from far away
そして遠くの方からいくつも自分を呼ぶ声がして

Wake you up in the middle of the night
夜中に目が覚めた時

Just to hear them say
その声はこう言った

Welcome to the Hotel California
「ホテル・カリフォルニアへようこそ」

Such a lovely place (Such a lovely place)
「とても素敵な場所です」

Such a lovely face
「素晴らしいゲストばかりです」

They livin' it up at the Hotel California
ここでは皆が思う存分に楽しんでいます

What a nice surprise (what a nice surprise)
なんという素敵なことでしょうか

Bring your alibis
口実を作って、さあどうぞ

Mirrors on the ceiling
天井の鏡に

The pink champagne on ice
氷に注がれたピンクのシャンパン

And she said "We are all just prisoners here, of our own device"
彼女はこういった
「私たちはこのホテルの囚人、でもそれは皆が望んだこと」

And in the master's chambers
そしてマスターの広間に

They gathered for the feast
皆が祝祭をするために集まった

They stab it with their steely knives
彼らはそれを鉄の刃物で突き刺したが、

But they just can't kill the beast
獣を殺すことさえできやしない

Last thing I remember
自分の最後の記憶といえば

I was running for the door
ドアに向かい走っている場面

I had to find the passage back to the place I was before
ここから脱出するための出口を探していると

"Relax," said the night man
「どうかおくつろぎを」と従業員が言った

"We are programmed to receive
「我々はあなたを厚くおもてなしします

You can check-out any time you like
いつでもチャックアウトは可能ですが、

But you can never leave!"
あなたはもうここから出られませんよ」

洋楽歌詞から見る英会話の用例

「Warm smell of colitas
コリタス(※砂漠の植物)の香りが」


Colitas = マリファナと香りが似ているため、マリファナの隠語とされている。

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