2019/04/24 (水) Journey – Open Arms(1981)
Journey ロック 1980s前書き
サビ部分でスティーブ・ペリーの伸びあがるようなハイトーンボイスが
存分に堪能できるこちらの曲。
1981年のアルバム「Escape」からのシングルカット曲であり、
アメリカのシングルランキングで最高2位を記録するヒットを飛ばし、
その後Journeyの代表曲となりました。
ヨーロッパのテレビチャンネル「VH1」はこの曲を「これまでのロックバラード最高の曲」と称賛しました。
多くのアーティストにもカバーされており、マライア・キャリーによるものはイギリスのシングルチャートで
4位を記録しました。こちらは原曲より少しスローテンポですが、マライアの力強い美声が心を揺さぶります。
日本でも伊藤英明さん主演の映画「海猿」の主題歌に起用されるなど
度々CMやテレビ番組でも耳にしますね。
タイトルの「Open Arms」ですが、直訳すると「両手を拡げて」になります。
英語のイディオムとして「with open arms」は「歓迎する、心から喜ぶ、心から受け入れる」
といった意味があります。
<例文>
「welcome immigrants with open arms」
移民を温かく迎え入れる
欧米の方は歓迎の意を表す行為として「ハグ」をしますが、
その時の両手を拡げた状態がまさに「with open arms」ですよね。
日本語でも「両手を拡げて」でニュアンスはなんとなくはわかりますが、
「心を開いて」としたほうが本来の意味には近いのではないでしょうか。
歌詞と和訳
Lying beside you
Here in the dark
暗闇の中、君の隣で横になると
Feeling your heartbeat with mine
君の鼓動を感じる、僕のと一緒に
Softly you whisper
君はかすかにつぶやく
You're so sincere
「あなたはとても正直ね」って
How could our love be so blind
どうして僕らの愛は
こんなにも見えなくなってしまったんだろう
We sailed on together
僕らは一緒に航海をして、
We drifted apart
離れ離れに漂流したんだ
And here you are
そして君は
By my side
僕の傍にいる
So now I come to you
さあ今僕は君の所に行くよ
With open arms
この両手を拡げて
Nothing to hide
隠すものなんて何もないさ
Believe what I say
僕の言うことを信じて
So here I am
僕はここにいる
With open arms
両手を拡げてね
Hoping you'll see
君もわかってくれるだろう
What your love means to me
君の愛が僕にとってどんな意味を持つかって
Open arms
両手を拡げて
Living without you
君なしで過ごして
Living alone
1人でいると
This empty house seems so cold
この空っぽの家は、とても寒く感じるよ
Wanting to hold you
君をこの手に抱きたい
Wanting you near
君の傍にいたいんだ
How much I wanted you home
それほど僕は君に家にいてほしいんだ
But now that you've come back
でも君は今帰ってきたね
Turned night into day
夜が明けて朝が来た
I need you to stay
君にいてほしいのに
So now I come to you
さあ今僕は君の所に行くよ
With open arms
この両手を拡げて
Nothing to hide
隠すものなんて何もないさ
Believe what I say
僕の言うことを信じて
So here I am
僕はここにいる
With open arms
両手を拡げてね
Hoping you'll see
君もわかってくれるだろう
What your love means to me
君の愛が僕にとってどんな意味を持つかって
Open arms
両手を拡げて