2019/11/23 (土) The Beatles – Till There Was You
The Beatles ポップ・ミュージック 1960s前書き
なんて詩的で美しい歌詞でしょうか。
ポールの囁きかけるような甘いヴォーカルと心地よい旋律に
思わず聞きほれてしまいます。
今日ご紹介するのはThe Beatlesの2ndアルバム「With The Beatles」に
収録されている「Till There Was You」です。
こちらの曲はThe Beatlesのオリジナル曲ではなくもともとは1950年代後半に
ミュージカルの劇中歌としてメレディス・ウィルソンの手によって書かれたものです。
1960年代をはじめ多くのアーティストによってカバーされ、愛されてきた楽曲です。
その中でもポールが参考にしたのはアメリカの歌手ペギー・リーによるもの↓。
ポールのものと比較し、かなりスローテンポですね。
ポールはこの曲をThe Beatlesの活動初期からレパートリーに加えており、
かれらがメジャーになるハンブルグでの巡業時代から度々演奏されてきました。
The Beatles解散後のポールのソロコンサートでも、セットリストに入ることも
あるほど本人にとってもお気に入りのナンバーとなっています。
歌詞と和訳
There were bells on a hill
丘の上には鐘があった
But I never heard them ringing
でも僕はそれが鳴っているのを
一度も聞いたことが無かった
No, I never heard them at all
そう、一度だって鐘は鳴らなかった
Till there was you
君に出会うまではね
There were birds in the sky
空には鳥たちがいるのが見えた
But I never saw them winging
でも、彼らが羽ばたいている
ところを見たことがなかった
No, I never saw them at all
そう、一度だってなかったのさ
Till there was you
君に出会うまでは
Then there was music and wonderful roses
素敵な音楽が流れ、見事なバラが咲き誇り
They tell me in sweet fragrant meadows
それらが僕を芳しい草原へと誘うんだ
Of dawn and dew
朝露とともにね
There was love all around
愛はどこにでも有るかに見えたけど
But I never heard it singing
本当の愛の歌を聞いたことはなかったよ
No, I never heard it at all
一度だってね
Till there was you
君に出会うまでは
Then there was music and wonderful roses
素敵な音楽が流れ、見事なバラが咲き誇り
They tell me in sweet fragrant meadows
それらが僕を芳しい草原へと誘うんだ
Of dawn and dew
朝露とともにね
There was love all around
愛はどこにでも有るかに見えたけど
But I never heard it singing
本当の愛の歌を聞いたことはなかったよ
No, I never heard it at all
一度だってね
Till there was you
君に出会うまでは
Till there was you
そう、君に出会うまでは